脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)のリハビリ〜お客様の変化〜

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脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)のリハビリ〜お客様の変化〜

脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)のリハビリ〜お客様の変化〜

脳卒中は脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の中の血管が破れて血が出る脳出血、頭蓋骨とくも膜の間の血管が破れるくも膜下出血があります。

今回は、当院を利用されている方の変化についてお伝えさせていただきます。

お客様情報(お客様に許可をいただき掲載させていただいております。)

お客様情報

  • 40代
  • 男性
  • 回復期病棟退院後当店を利用
  • 右被殻出血
  • 開頭血腫除去術実施

利用プラン

フルリハビリコース週3回

主な後遺症

当店利用時の主な後遺症

  • 左側の運動麻痺
  • 感覚障害
  • 異常筋緊張
  • 半側空間無視
  • 注意障害
  • 関節可動域制限

など

初回の身体機能・動作能力

  • スリング(左手を吊り上げておくもの)を使用
  • 左手にスプリント(指が握り込まないようにしておくもの)を使用
  • 意識して左手を動かそうとすると、肩と手が同時に動く
  • 「手を前に伸ばして」、「肘を曲げて」、「手をあげて」の声かけでの、左手の動かし方が同じになる。
  • 肩だけ、肘だけ、指だけを動かすことはできない。
  • 指を触っても、腕を触れても、どこを触られているのかがわからない。
  • 肘を曲げたり、伸ばしたり、指を曲げたり伸ばしたりされてもわからない。
  • 目を閉じて、自分の肘・手を見つめるようにして、目を開けるも位置が一致しない。
  • 寝ながら、足を曲げることはできる。
  • まっすぐ座ることができない。
  • 屋内は1人で歩くことができる
  • 屋外を歩くときは4点杖、金属支柱付き短下肢装具を使用し、軽い介助・近くでの見守りを要する。
  • コミュニケーションは良好。
  • 歩くと肘が曲がってくる。
  • 寝返りや起き上がりの時に、左手を忘れてくる。置き去りになる。
  • 当院への移動手段は家人の車での送迎+家人介助・近くでの見守り

 

最終目標

  • 職場復帰(元の業務体系:デスクワーク)
  • 装具を外す
  • 左手を使ってパソコン操作ができるようになる
  • バイクに乗る

実施したリハビリ

目標を達成するために

  • 左手足への感覚・刺激の入力
  • 筋緊張(筋肉の張り)のコントロール
  • 足首・股関節にある関節可動域制限の改善と改善した関節可動域での筋肉の使い方の練習
  • 左足(足首・足趾・股関節)のみでの関節運動練習
  • 段差昇降練習
  • 左手(肩・肘・指)のバラバラな運動練習
  • 左側への認識練習
  • 寝返り動作
  • バランス練習
  • 装具の調整
  • 自主トレーニング指導
  • 電気療法

現状

  • スリング不使用
  • 左手にスプリント不使用
  • 親指だけ、または、その他四本指だけを曲げることが可能に。わずかに伸ばすことも可能。
  • 「手を前に伸ばして」、「肘を曲げて」、「手をあげて」の声かけでの、左手の動きに変化があり
  • 「手を前に伸ばして」では手が前側に移動
  • 「肘を曲げて」では肘だけを曲げることが可能に。
  • 「手をあげて」では手が上方に移動
  • 肘の曲げ伸ばしが可能。指の曲げ伸ばしが可能。
  • 何指を触られているのかの正答率の向上
  • 腕を触れられている位置が明確になる。
  • 肘を曲げたり、伸ばしたり、指を曲げたり伸ばしたりされていることがわかるようになる。
  • 目を閉じて、自分の肘・手を見つめるようにして、目を開けるも位置が一致しないことは継続。
  • 寝ながら、足を曲げ、膝を立てて止めておくことが可能。
  • まっすぐ座れるようになってきている。
  • 屋外を毎日装具を使用して1km程度の散歩が可能(杖は不使用)
  • 屋内は何も着けずに移動可能。
  • 歩いても肘が曲がってこなくなった。
  • 寝返りや起き上がりの際に左手を忘れる。置き去りになることがなくなった。
  • 当院への移動手段は1人で電車を使用して移動することが可能となった。
  • テーブルの上で水筒・ペットボトルを持たせて立たせ続けることが可能となった。

この方の場合であれば、左側の半側空間無視ということもあり左側への認識をどのように行い、左手足を少しでも多く使っていただくようにと言うことを心がけてリハビリをさせていただいております。
また、装具を外すにあたっては、まずは、4点杖に依存してしまっている歩き方(パターン)を改善させることを意識し練習を行いました。また、左股関節・足関節にかなりの関節可動域制限(関節の動かす範囲が少なくなっている)があるので、毎回のリハビリの他に、日常生活でどのように股関節・足関節の最大可動域を利用していただくかを考えて自主トレーニングを行なっていただいております。

現在、装具をつけて屋外を歩くことは可能となってきておりますが、股関節・足関節の角度・機能を改善させてから装具を外すことを本人にもお伝えさせていただきております。
歩くことは可能になってきていても装具をあえて外さない理由は、爪先が引っかからないように努力をしての歩き方を学習してもらわないようにする狙いがあります。

自主トレの動画撮影や紙面(写真や注意事項込み)、自主トレの手順の記載。ご家族様への指導。など個人にあった形での自主トレ指導を行っています。
当店では期間限定で退院後の施設選びや後遺症についての無料相談、無料体験を行っておりますので、気軽にお問合せください。

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