飛沫感染・接触感染について
最近のワイドショーは「新型コロナウイルス(COVID-19)」の話題で持ちきりですね。
脳卒中専門リハビリステーション『脳PLUS』でも、新型コロナウイルス対策のため、
感染対策
- スタッフの出勤前の検温
- 出勤・退勤時のマスクの着用
- リハビリ前後での手洗い・手指消毒
- 訪問から帰ってきた際のうがい
- リハビリ中のマスク着用
- リハビリ終了後の枕の交換
- ベッド消毒
- お客様にもリハビリ前の検温
- 検温ごとに体温計の消毒
- 手指消毒
などを徹底しております。
今回のコロナウイルスは、飛沫感染・接触感染が主な感染路とされておりますが、それぞれにはどういったことを気を付ける必要があるのか考えてみました。
飛沫感染
くしゃみや咳などからでるしぶき(飛沫)が、粘膜に到達すると体内に侵入して菌が増殖し発症に至るということです。
では、体の表面からの侵入経路はというと、主に口・鼻・目などがあります。
接触感染について
くしゃみや咳が出るときに、手で口を覆い、飛散しないようにした手で他のものを触れてしまった場合、その場所を第3者が触れ、その手で、口や鼻を触る・目を擦ると、これも粘膜から感染してしまうということです。
そのため、病院では、ゴーグル・マスク・手袋の徹底がされております。
予防法ついて
私たちが最大限できることは、マスクで鼻・口を隠すこと、眼鏡で目を守ること。
余計な部分に手を触れないこと。
こまめな手洗い・うがい・手指消毒ではないでしょうか。
当店に来られる脳卒中後遺症ので悩まれている方は、歩くのが不安定な方な方も多いです。
当店に来られている方の中には仕事をさてている方もおり、電車移動をしている方もいます。
そんな移動中では脳卒中による歩行障害からエスカレータの手すりをもったり、電車の縦手すりやつり革を掴んだりすることも多いかと思います。
不要不急の外出と言われても、お仕事であれば、勤務先の指示に従って出勤することもあるかと思います。
なるべく、物に触れないようにするために、ヘルプマークの着用も一つの選択肢かもしれません。
そして、ヘルプマークをみたら、座席を譲るといった心がけも日本に広がればと思います。
感染が広がり、自粛が続けば経済も止まり、どこの企業も業績がマイナスとなれば、倒産してしまうのは避けられないと思います。
自分の両親の職場が倒産したら。
周りに回って、自分の家族を大切な人を巻き込んでしまったら。
「たら」、「れば」ではすまない状況になってきている状態です。
今は、世界中の1人1人の心がけで何とかしようと行動に移されています。
皆様も大変だとは思いますが、できることをコツコツとしていきましょう。
少しでもはやく落ち着いた世の中になることを祈っています。
参考資料
http://www.pref.osaka.lg.jp/keikakusuishin/helpmark/index.html