脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の方の退院への流れ

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脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の方の退院への流れ

脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の方の退院への流れ

脳卒中は脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の中の血管が破れて血が出る脳出血、頭蓋骨とくも膜の間の血管が破れるくも膜下出血があります。

ここ数回は入院している方が読んで欲しい「できるADL」、「しているADL」についてお話をさせていただきました。

「しているADL」、「できるADL」についてのブログはこちら

今回は、脳卒中の方が入院されて退院するまでの流れをお話しさせていただきます。

今回のブログの内容

  • 発症
  • 急性期
  • 回復期
  • 退院

 

発症

毎回のようにブログの文頭に書かせていただいている、「脳卒中」は脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の中の血管が破れて血が出る脳出血、頭蓋骨とくも膜の間の血管が破れるくも膜下出血があります。この「脳卒中」は、誰しもが起こり得る病気です。しかも、突然に起こります。

「脳卒中」が発症すると、急に意識が無くなったり、呂律が回らなくなったり、手足が動かなくなったり、言葉が出なくなったりといった症状が出ます。ですので、「あれっ。なんかおかしい」と思っても、自分で救急車が呼べないような状態になることもあります。

ですので、職場や通勤中などに発症した場合はすぐ周りの人が救急車を呼んで救急搬送され迅速な処置が行われ後遺症が軽減される可能性が多くなるわけです。なかには「一人暮らし」や「人通りの少ないところ」で発症され、発見、救急搬送までに時間がかかってしまったという方もおられます。

脳卒中の後遺症については、発症してから処置までの時間で決まるわけではありませんが、早ければ早いほど改善するチャンスが増え、後遺症の軽減につながる可能性はあります。

脳出血の場合は出血し続けている時間が長ければ長いほど、脳そのものを圧迫し出血している場所以外へのダメージが出てしまうことになります。また、脳梗塞の場合は、発症から4.5時間以内であれば血栓溶解療法(tPA)が可能になる可能性もあります。

tPA

アルテプラーゼ(tPA)という薬を静脈内に点滴する治療とカテーテルによる脳血管内治療があります。血栓溶解療法は、一般的には発症から数時間以内しか効果はありません。この薬を血管内に入れることで脳血管内にある血栓を溶かし、脳に届かなくなってしまった血液を再び流すための方法です。発症から4.5時間以内の脳梗塞であれば全員が受けれる治療法ではなく、たくさんのチェック項目を全てクリアした方が受けれる治療法になります。

病院に救急搬送された後はまずはCTを撮影し脳出血かどうかを確認します。ここで何も発見できなければMRIでどの部位で脳梗塞が起こっているのか、小さい出血がないのかを確認します。

いきなりMRIを撮れば全てわかるのですが、脳卒中の場合は早期発見・早期判断が必要になるわけです。MRIの撮影・解析に時間がかかるため、CTからの撮影になります。

ここで、手術か経過観察かの判断を行われます。

 

急性期

脳卒中発症後は医師の指示のものとリハビリテーションが開始されます。このリハビリテーションの開始時期によっては病院や症状によって異なりますが、翌日から特定集中治療室(ICU:Intensive Care Unit)・高度治療室(HCU:High Care Unit)・脳卒中治療室(SCU;Stroke Care Unit)で開始していきます。

この急性期での1番の目的は、「生命維持」になります。急変することもありますので、積極的にリハビリを行うというよりは、医師の指示のもと可能な範囲での関節が硬くならないようにしたり、血圧管理をしたなかで可能な運動をするということが目的になります。

ここで、「生命維持」のリスクから脱した後は、回復期への移動となります。
総合病院などで、急性期リハビリテーション、回復期リハビリテーションが可能な場合は同じ病院でリハビリを受けることが可能ですが、急性期リハビリテーションしかない病院では回復気リハビリテーションがある病院に転院してのリハビリテーション(以後、リハビリ)になります。

また、急性期でほぼ後遺症がないといった場合は、2週間程度で退院されることもあります。

 

回復期

急性期で「生命維持」を脱した後は、回復期へ移行していくわけですが、回復期でのリハビリの目標は、「基本動作の獲得」、「ADLの獲得」、「社会復帰」となってくるわけですが、順番としては、

  1. 「基本動作の獲得」
  2. 「ADLの獲得」
  3. 「社会復帰」

に、なってくると思います。


「社会復帰」を目指していないというわけではなく、回復期に入院できる150〜180日間の中で「社会復帰」を目指しながら、基本動作から社会復帰に向けて積み重ねていくわけです。

そして、この回復期入院中に「介護認定の申請」、「ケアマネジャーの決定」、「退院先の決定」をしていくわけです。

この回復期でのリハビリの役割はとても大事になってくるわけですが、1週間で最大21時間のリハビリができるのは、脳卒中になってこの期間だけです。そして、神経ネットワークの回復にとってもとても大切な時期になります。

退院すると、1週間で行えるリハビリ時間は最大2時間になります(自費リハビリ時間は除く)。当店を利用されている方は、この2時間+αのリハビリを実施していると思ってください。

そのため、入院中に最低でも最大2時間+19時間の自主トレーニングが行える状態になっていないと、退院した後は、「生活はできるけど、動きにくくなってきた。」、「どんどん足が細くなってきた」などといった状態になります。

当店を利用しようとされている方の最初の電話相談では「退院して少しの間はよかったんだけど、どんどん体が動かしにくくなってきて困っている。」というをお話をよく聞きますが、間違った自主練習をされていたり、活動量が低下してきたりする方がおられます。間違った自主練習をされている方には、正しい自主練習をお伝えすることで、改善される場合もあります。活動量の低下に関しては、現状の活動量の把握をした上で、安全に活動量を増やすための提案をさせていただきます。

退院

回復期でのリハビリを行なっている間に、「退院先の決定」をしていくわけですが、この「退院先の決定」は本人の想い、家族の想いを優先しながら決定していくわけですが、この退院先は本当に真剣に考えていただけたらと思います。本人のその後の何十年を考えて、自宅・その他の施設のメリット・デメリットも考えていただけたらと思います。前回・前々回の「FIM」、「BI」の結果をもとにどういった社会資源を利用したらいいのかも検討する時の1つの目安にしていただけたらと思います。

 

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