脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の施設の選び方〜介護度から適応を考える〜
脳卒中は脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の中の血管が破れて血が出る脳出血、頭蓋骨とくも膜の間の血管が破れるくも膜下出血があります。前回は、病院を退院するときや、自宅で生活していて、動き辛くなってきたから施設に入りたい。そう思った時に、脳卒中の後遺症の方がどんな視点で施設を選ぶといいのか!?これについて書きました。
今回は介護度に合わせた施設の適応について書きたいと思います。
ご自身の状態と介護度について
まず、介護度についてですが 申請した時期と現在の状況が同じかどうかという事が重要です。例えば、要介護4と認定されているけど、寝起きやトイレ、歩行は出来るという方も中にはおられますね。脳卒中の後遺症の改善を目指して、状態に合わせて施設の適応を考えて行くと、ご自身でどれくらい動く事ができるのかが、ポイントになってきます。有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅は、比較的重度な脳卒中の後遺症の方も受け入れる事が可能です(要介護5でも)。これらの施設の特徴として、施設に訪問看護や、訪問介護が併設されている事が多いため、介入する時間が決まっているという部分です。どういうことかと言えば、寝たきりの状態の方が施設に入った場合、食事やトイレ、入浴など、決まった時間にだけ、介護士や看護師が部屋を訪問してくれますが、それ以外の時間はほとんど介入がありません。ですので、寝たきりに近い重度な方が入居すると、1日中寝て過ごすことになってしまうので、脳卒中の後遺症を改善させるどころか、筋力や体力が低下し、より動けなくなってしまう可能性もあります。有料老人ホーム等でも細かく対応してくれる場所はあるでしょうが、より症状が重度の方は、特別養護老人施設など、日中看護師が在中し、日中に離床を促してくれる施設を選ぶ方が適していると言えるでしょう。
介護度から施設を考える
脳卒中の方の適応を要介護で考えるならば、
- 要介護1〜2の方は有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅
- 要介護3〜5の方は特別養護老人ホームが自立度的には適しています。
- 介護老人保健施設は、入居施設の中で、リハビリが受けられる数少ない施設ですので、少しでも保険内でリハビリを受けたい方には要介護1〜5度のすべての方にも適していますね。
脳PLUSのリハビリが介入可能な施設について
脳卒中専門リハビリステーションのような自費のリハビリを受けたい場合、上記した施設のうち、有料老人ホームや、サービス付き高齢者住宅であれば、介入が可能です。特別養護老人施設は施設が介入を断る場合もありますので、もし外部のリハビリを使いたい場合は確認が必要です。介護老人保険施設は施設の決まりとして、外部からリハビリの介入が出来ない施設になりますので、自費リハビリを検討している方は注意が必要です。
次回からは2回にわたり、実際に施設を利用しながら脳卒中専門リハビリステーションをご利用いただいている方の事例を交えて書いていこうと思います。
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