脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の装具作成の流れ④〜目標達成編〜

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脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の装具作成の流れ④〜目標達成編〜

脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の装具作成の流れ〜目標達成編〜

脳卒中は脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の中の血管が破れて血が出る脳出血、頭蓋骨とくも膜の間の血管が破れるくも膜下出血があります。

今回は、前回に引き続き、当店をご利用されている方が作成した装具が完成するまでの流れについてお伝えさせていただきます。

今回のブログの中に使用する写真は、お客様・義肢装具士様のご好意により掲載の許可頂いております。また、本ブログを公開前に読んでいただきブログの内容内に含まれている個人情報についての許可を頂いて、掲載させていただいております。

本当に感謝しております。ありがとうございます。

前回の装具作成のブログはこちら

装具作成の流れのブログはこの五本立てとなっております。

step
1
作成・修正

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2
目標達成に向けて装具が必要かどうなのか(本人とセラピストの共有)

step
3
装具作成の流れ(医療保険)

step
4
仮合わせでチェックするポイント

step
5
完成後に気をつけるべきこと

今回はstep4の「仮合わせでチェックすべきポイント」についてです。

 

仮合わせでチェックすべきポイント

今回は、装具の採型が終わり、仮の装具が完成したというところの話になします。仮の段階で完成した装具ですが、仮の段階で完成したものを見て「はい。OK」というわけではありません。

仮合わせでチェックすべきポイント

  • 装具そのもの
  • 実際に使用した時の状態
  • 本人の皮膚の状態

この3点があげられます。

では、1つずつお伝えさせていただきます。

装具そのもの(今回は両側金属支柱付き長下肢装具の場合)

1つ目は、装具そのもののチェックです。

  • 装具を床に置いたときに装具自身が倒れない。
  • 足関節(足首の部分)を動かしてもねじれない。
  • 膝関節を動かしてもねじれない。
  • 装具が曲がっていない。

 

「装具を床に置いたときに装具自身が倒れない。」ですが、

装具を地面に置いたときに装具が倒れてしまうようでは、その上に足を入れて立ったら体が倒れる。ということになります。

「足関節(足首の部分)を動かしてもねじれない。」ですが、

足首は、上げたり下げたり(背屈・底屈)する方向に基本的には動きます。そのため、履く前の装具の段階で装具の足首部分(足継ぎ手)を動かしてみて、きれいに動くのかを確認する必要があります。この動きにねじれがあると歩くと、前に足を出したくても足が前に出せなくなります。

「膝関節を動かしてもねじれない。」ですが、

長下肢装具を作成しているので、膝関節も曲げ伸ばしできるわけです。そのためその膝関節部分(膝継ぎ手)の部分を曲げ伸ばし(屈曲・伸展)したときに太腿と脛の部分のねじれが起こらないかの確認が必要です。ここにねじれが生じてしまうと、膝の曲げ伸ばしで足がねじれてしまうため、膝に痛みが出てきたりといった虹的な問題が生じてきます。

「装具が曲がっていない。」ですが、

立てた装具を上から覗き込んでみたときに、爪先方向と膝の方向が明らかにずれていたり、前や横から見たときに、明らかに曲がったり、捻れていたら問題ですよね。しかし、脳卒中とは関係なく、変形性関節症がある場合は変形した足に合わせて作成しているので、装着してからの確認も必要です。

 

実際に使用した時の状態

次は、実際に装具を装着しての確認となります。

  • 半月の位置は大丈夫か。
  • 足と支柱の間に適切な隙間はあるか。
  • 装具のサイズ(足の大きさと足長)はあっているか。
  • 踵を合わせたときに隙間はないか。
  • 装具をつけたことで筋緊張(強張り)は増加しないか。

「半月の位置は大丈夫か。」ですが、

半月は下の写真の中の膝下や太腿にある金属の部分のことです。

 

 

この半月の位置が正しくないと足に痺れが出てきたり、会陰部が痛くなったりしてしてしまうことがあるのでしっかりと確認が必要です。

「足と支柱の間に適切な隙間はあるか。」ですが、

足と金属との間に均等な隙間がないと、歩いたり、立ち座りしたときに接触して痛みや強張りが強くなったりしてしまいます。

「装具のサイズ(足の大きさと足長)はあっているか。」ですが、

足の大きさよりもあまりにも大きすぎると、歩くときに爪先が引っかかりやすくなったり、小さすぎると爪先がtoe coverに当たってしまい爪先に体重がかけれなくなったり、爪が圧迫されて痛くなたりしてしまいます。

「踵を合わせたときに隙間はないか。」ですが、

どの装具にしてもここが一番のポイントかもしれません。装具を履いたときに装具の中でかかとが浮いてしまったり、踵を靴の後面まで引っ付けれないと装具の中で足が動いてしまい、装具の効果が半減してしまいます。なので、装着する際には必ず注意しましょう。

 

「装具をつけたことで筋緊張(強張り)は増加しないか。」ですが、

装具を装着した際の違和感などで、筋緊張が増加してしまう可能性があります。いい筋肉の張りとよくない筋肉の張りがあるので、そこの見極めは大事です。

本人の皮膚の状態

最後に本人の皮膚の状態の確認です。

今回の採型は、足形以外はベッドに寝た状態で行ってますので、実際に装具をつけて立った場合をしっかりとみなければいけません。体重をかけて動くことで、小趾側や親趾側に体重がかかって赤みが出ていたりすることがあります。ですので、仮の装具をつけて動作をした後直接肌の状態を確認し、「赤くなっていないか」、「ベルトによって圧迫されすぎていないか」、「皮膚が剥がれていないか」などの確認月ようになります。

 

現在使用している装具や設定に不安がございましたら、現在は期間限定で無料体験を行なっておりますので、装具に対しての相談もご本人様の動きを見た中での相談を承っております。

調整が可能なものでしたら、調整もさせていただきますので、もし良ければ、下記問い合わせボタンより無料体験の予約をしてみてください。その際、装具の調整・相談といっていただけると大変助かります。

 

次回は完成後に気をつけるべきこと」についてお話しさせていただきます。

 

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