脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の後遺症〜筋緊張編
脳卒中は脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の中の血管が破れて血が出る脳出血、頭蓋骨とくも膜の間の血管が破れるくも膜下出血があります。
今回は脳卒中によって起こる後遺症の1つ「異常筋緊張(筋緊張の異常)」についてお話しさせていただきます。
脳卒中によって起こる筋緊張の異常は、手がこわばっている。足が内反する。あくびをしたら腕が曲がってくる。反対の手で伸ばさないと、手がずっと曲がっている。力を入れようとしても手が「だらーん」としているといった現象が目に見える形で出てくる物です。
セラピスト(理学療法士:PT・作業療法士:OT・言語聴覚士:ST)間では、「こわばる」ことを筋緊張亢進、「だらーん」とすることを筋緊張の低下と言われていたりします。
病院でのリハビリの中で、肘を早く伸ばされたときに引っかり感を感じた人は、この筋緊張の異常が考えられます。
では、異常筋緊張とは何でしょうか。
異常筋緊張とは
「筋緊張は、筋はいつも不随意に一定の緊張状態を保っている。」とされているので、それに、「異常」という言葉が加わると、「筋はいつも不随意に一定の緊張状態を保つことに異常をきたす。」となるわけです。
簡単な言葉にしてみると、「筋肉はいつも、無意識に一定の張りを保っておくことができず、張りが強すぎたり、張りを失ったりしてしまう。」と言ったことです。
ということは、「手がこわばっている」、「手がだらーんとしている」というのを変えていくには、無意識な状態の筋肉に変化を出していくことがそのため、リハビリには意識的な運動を出現させることがポイントとなってきます。
異常筋緊張に対するリハビリや自主練習についてはこちらをご覧ください。
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